差し押さえされた!解決策は?※自己破産という選択

任意整理でも民事再生でも、それでもどうしても借金を返済しきれない場合には、自己破産という手段があります。ちなみに誰でも自己破産ができる訳ではありません。ギャンブルや遊行費などによって生じた多額の借金というのは、免責不許可事由となり、自己破産が認められません。
自己破産をすると、借金が0円となるかわりに、さまざまなものが差し押さえされます。しかしすべてのものが差し押さえされる訳ではありません。破産手続き時に破産者が自由に管理、処分できる債権、いわゆる差し押さえされない財産のことを自由財産といいます。新破産法では、破産者の経済生活の再生を容易にするために、自由財産の範囲を大幅に拡大しました。
例えば、現金は99万円まで自由財産となります。従来は21万円までで、2004年に66万円となり、今は99万円までとなりました。現金以外にも、生活に必要なものや仕事に必要な家財道具や衣服は差し押さえされません。
他にも残高20万円以下の預貯金や見込額が20万円以下の生命保険解約返納金も差し押さえされませんし、処分見込み額が20万円以下の自動車や電話加入権なども自由財産となります。
また自己破産後に得た収入や財産は、本人が自由に使うことができます。借金が0となり、一から出直すことができます。ですから、借金がどうしても返済しきれず悩んでいるのであれば、自己破産という方法も一つの手段として選択肢の一つに入れておくといいです。