自己破産するならチェック!条件とは?

自己破産を考えている人にとって最も気になる点は「どのような条件を満たせば自己破産が可能になるか」です。
自己破産が可能になるための条件は2つあります。1つ目の条件は「申立人である債務者に破産手続開始の原因があること」です。一連の手続きは裁判所が破産手続開始の決定を出すことによって始まりますが、この決定を出すにあたって裁判所が行うのが、破産手続開始の原因の有無についての審理です。破産手続開始の原因には支払不能と債務超過の2種類があります。支払不能とは、債務を一般的かつ継続的に弁済ができるだけの収入や財産が無い状態のことを指し、債務者が個人の場合はこれがただ一つの破産手続開始の原因となります。債務超過は、負債が資産をもって完済できないほど超過した状態を指します。自己破産を行う人は全て、裁判所から支払不能の状態にあると認定されて破産手続開始の決定を受けているため、前述の条件は「債務者が支払不能な状態にあること」と言い換えることもできます。
2つ目の条件は「申立人である債務者に免責不許可事由が存在しないこと」です。裁判所は申立人に免責不許可事由が存在しない限り、申立人に免責許可の決定を出しますが、逆に免責不許可事由に1つでも該当した場合は裁判所の裁量によって免責が不許可となることがあります。免責不許可事由には、破産法上の義務違反があった場合、過去7年以内に免責許可の申立てを行っている場合、浪費や賭博、射幸行為が理由で債務を抱えた場合など様々あります。
自己破産は、以上の条件を満たした場合に裁判所に破産手続開始の申立てを行えば、所定の手続きによって債務を無くすことができます。